卓球

【公立中高出身者が全日本出場した秘密公開】卓球が強くなる4つの原理原則

私の趣味の一つは卓球です。中学から始めて高校まで一心不乱にやり込みました。
卓球が上達するにつれて学業が完全に疎かになり、学年最下位まで落ち込んだことはいい思い出です。それでも強豪と言われる関西エリアにおいて中学生からスタートの部活動で全日本に出場した経験があります。

最近は卓球のクラブチームも増えてきており、プレー人口の若年化が益々進んでいます。子どもたちが活躍するのは嬉しいのですが、一方でこの状況は中学校でスタートした子どもたちが活躍することが益々難しくなっているとも感じます。
 
そんな私ができることはなんだろう・・?
と考えた時に思いついたことが今回の記事です。

YouTubeを開けば、技術は著名な方が指導動画をシェアしてくれています。
プロ選手の動画もいくらでも見ることができます。
もう私もかじりつきで観ています。

そこで、今回は技術ではなく強くなる原理原則をシェアします。
もしかすると卓球だけでなく色んなスポーツに応用できるかもしれません。

卓球が強くなる4つの原理原則

1.メンタル

まずはなんといってもメンタルです。ど根性やポジティブに考えることも大切ですが、”何の為に”メンタルを大切にするのか考えていきましょう。
根底にあることは自分次第でどうにかできることに集中するということです。

*その上で要点は2つあります。
それは自己成長他者を大切にするという考え方です。

■自己成長について


SNSや動画を見て学ぶ機会も多いと思いますし、自分より低年齢の選手がどんどん活躍していきます。その姿を見て自分なんてと思わないことがとにかく大切です。また、嫌われる勇気やストア哲学でも大切にされていますが、自分にどうにかできる範囲に集中することです。特に対人スポーツにおいては相手をどうにかできるという気持ちになりがちですが、そんなことはできません。自分に集中です。
できることを行い、昨日の自分にはできなかったこと、先週や、昨年の自分と比べて、自分の成長を喜びましょう。

ポイント


・自分次第でどうにかできることだけに集中する

・自分を傷つけない
・結果は左右できない。やれることをやるだけ
・自分の成長を喜ぶ(人と比べない)


■他者を大切にする


競技を行う上で勝ちたいという気持ちはいいかもしれませんが、相手に対して負けて欲しいという気持ちを持つことはやめましょう。これも自分にコントロールできないことです。更に試合後に何が勝因や敗因だったのかという振り返りができません。
また、その相手から繋がる練習相手や練習機会を奪うことにもなります。その点をしっかりと再確認していくことをお勧めします。

対人競技は相手がいるからこそ出来るスポーツですよね!

ポイント

・アドバイスを素直に聞く。
・相手を敬う。相手がいるから試合ができる。
・負けてほしいと思わない。

2.戦略(記憶と予測)

次に戦略です。戦術とは違い、具体的なコースや球種の戦い方以上に、土台となる考え方をお伝えします。それが記憶と予測です。
なぜなら、自分のプレーに対しての相手の処理は人によって違い、得点源、失点源が異なるからです。もっと突き詰めて言えば同じ相手でも日によって違います。気候や相手の調子、会場など多くの要素が合わさることでしょう。
その相手のプレーを出来るだけ記憶し、その上で予測することが大切になってきます。

例えば同じコースに同じサーブやドライブを打っても、効く相手とそうではない相手がいますよね。もう少し具体的にすると、バックのコースに同じドライブを打っても、バックに返しがちの選手とフォア側に返しがちの選手に分かれます。

ここが意外と割り切れない選手がいるのですが、自分の球が”効く””効かない”と考えるのではなく、自分の球を今日のこの人はここに返してくるという覚え方をするのです。

そのコースを覚えた上で、予測し更に自分のボールを返球する。
その繰り返しです。
もちろん相手のコースを記憶した上で相手が読んでいるから今度は逆コースにくるだろうという予測も成り立ちます。

シンプルに考えましょう。卓球は11点を先に取るスポーツです。
・自分の得点パターンを増やす
・相手の得点パターンを減らす
ことが近道です。
その得点パターンは相手によって違います。

出来るだけゲームの早い段階で情報を集めたいですね。

ポイント

・そのゲームで自分が得点するパターンと失点するパターンを覚える
・記憶に合わせて予測する
・相手が返してくるコースだけでなく、逆をついてくるなどの心理も予測する


3.行動面(色々な人と練習する)

次に行動面です。一番大切なことはとにかくいろんな人と打つことに限ります。同じ技術でも人によって、用具によって全く異なるボールが飛んできます。スピードや回転量はもちろん、自分では思いつかないようなコースに打ってくる選手もたくさんいます。初めは”そこにうつの!?”と驚きますが、これもきちんと記憶していきましょう。自分では想像もつかないけれど、この人はこんなボールを打ってくると記憶するいい機会になります。
卓球レポートさんのコマ送り写真を見ながら一生懸命練習していた頃から比べると、様々な動画で技術を見ることも本当に貴重な経験になると思います。
ですが、自分が直接ボールを受ける経験に比べると、その経験値は比ではありません。OBを呼んで練習しましょう。クラブチームにお願いして練習試合をしましょう。地域のおじさんやお兄さんたちの練習に混ぜてもらいましょう。強豪校との練習試合をセッティングしましょう。
初めは断られることもあるかもしれませんが、卓球が好きという気持ちが伝われば大丈夫です。ぜひ、積極的に行動していきましょう。

※アポイント(約束)を取る際はぜひ失礼のないようにしましょう。

ポイント

・YouTubeでたくさんの動画を観れるが、実践が一番
・強豪校に練習に行く
・OBを呼ぶ
・クラブチームに飛び込みで練習に行く
・色んな大人の練習に混ざりにいく

参考までに私が住んでいる沖縄の卓球クラブまとめを掲載します。ぜひご活用ください。

4.トレーニング面

もちろん過酷なトレーニングを積んでいる方もたくさんいらっしゃいますが、卓球で本格的に筋トレをしている方は少数派ではないでしょうか。
その分、そこに重点を置けば、いろんな選手より抜きん出た存在になることが可能です。誰でもできるけれど皆がやっているわけではないことが成長のチャンス。筋力を上げることはもちろんですが、筋トレを行う上で大切な考え方は自分の体を自分のイメージ通りに動かすということです。
卓球は瞬時に体を動かすスポーツ。予測した場所に瞬時に動き、スイングを行うためには、その動きに耐えうる身体が必要不可欠です。
具体的には筋力的なトレーニングとアジリティ(俊敏性)トレーニングの組み合わせがとても大切になってきます。ここではトレーニングについての詳細は省きますが、卓球選手も是非トレーニングに励んで下さい。

おすすめトレーニング

・BIG3(ベンチプレス+スクワット+デッドリフト)
→腕立て+背筋+スクワットでも代用可能
・走り込み+ダッシュ+ジャンプ(縄跳びでもOK)
・HIITトレーニング
・体幹トレーニング

まとめ

いかがでしたか?
今回はについて4つまとめさせていただきました。この点を重視すれば確実に上達していきます。需要があればそれぞれの詳細も書いていきたいと思いますので、コメントやDMにてお知らせ下さい。
ではまたどこかの体育館でお会いしましょう!

ABOUT ME
のっぺり
沖縄に移住して10年が経ちました。関西と沖縄の好きなものや場所、考え方、お役立ちアイテムを紹介させて頂きます。何かお役に立てる情報になれば嬉しいです。 顔が薄いので、のっぺりです。永遠に観光客扱いされます。 卓球2段。30代後半からFP3級・簿記3級・中型自動車・中型二輪取得。

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