今回は沖縄に住んでのデメリットを10個お伝えします。
憧れの常夏の島ですが、
移住の前に、こんなことがあるんだな~というデメリットも是非ご確認下さい。
デメリットだけでなく、もちろんメリットも検討した上で沖縄の生活を知ったり、移住を検討して下さいね。メリットのブログは↓↓からどうぞ!
では、いきましょう!
1.湿気が凄い
私も移住前にイメージしていたのですが、なんだか南国ってカラカラしているような気がしませんか?笑 そんなことは全然なくて、沖縄の湿気は本土よりも高いです。よく考えたら熱帯気候なので、その通りですよね。
この湿気が思っている以上にやっかいです。とにかく強い。持ってきた衣類や革製品等、クローゼットに普通に置いているだけですぐにカビます。逆に乾燥には無縁なので、のどが痛くなったりはしないのですが、代わりに除湿器が必須です。
衣類も除湿剤が必須です。是非覚えておいて下さい。
梅雨の時期も本土とは違い5月上旬~6月下旬
梅雨の時期も本土とは違います。例年ゴールデンウィークあたりに梅雨入りし、慰霊の日(6/23)あたりに梅雨明けします。4月下旬から梅雨に入る事もありますし、6月上旬に明けることもあります。近年はズレることも増えてきましたね。
2. 台風が強い
沖縄の台風はとにかく強いです。近年は島のすぐ近くで発生することも増え、あっという間に上陸します。山や大きな建物等、風を遮るものが少なく、海にも囲まれていることから本土ではなかなか味わえないレベルの台風を味わいます。が、もともと建物が頑丈に作られていることや、こちらの方が台風になれていることから生活基盤が混乱することはあまり起きません。そして、警報ではなく公共交通機構の路線バスが運航休止になると、学校が休みになるという謎ルールが沖縄には存在します。
近年は台風の経路がズレつつあり、本島には上陸せず、離島に上陸する台風が増えてきたように感じます。また本州に向かっていくケースも増えてきましたね・・お気を付けを。
塩害にご注意!
海風が近く、塩を含んだ風が建物や車両などに拭きかかります。その結果、すぐに金属製品が錆びます。エアコンの室外機や家の壁等の劣化も早いです。海に近いと洗濯物にも影響します。ご注意ください。
3.紫外線が強い
沖縄は実は気温が35℃以上になりません。海風も影響しているのでしょう。夏は本土よりも気温が低い日も多いです・・が、紫外線の強さの次元が違います。ものの30分で日焼けをしますし、慣れていないとやけどレベルの炎症になります。日陰で風を浴びているのが一番なんですけどね。夏日に日当たりが良い場所を移動する際はご注意下さい。
4.給料(給与所得)が低い
こちらはご存じの方も多いと思いますが、沖縄県の賃金レベルは全国最低です。起業されている方等は問題ないのかもしれませんが、もし同じ職種に就職される方であれば、ほとんどの場合、給与所得が下がると考えておいた方が現実的だと思います。
求人は多い~沖縄県の有効求人倍率も全国最低~
沖縄県の有効求人倍率は全国最下位です。およそ0.68~0.83を推移していますが、これは端的には【求人1】に対して【0.8人】の募集しかないという意。つまり需要の方が多いのですね。職を選ばないのであれば、良いかもしれません。
5.物価は本土と同じかむしろ高い
先述した給与所得とは相反して、沖縄県の物価は特に安くもありません。お弁当が安いとか100円ソバが美味しいと素敵なところはありますが、日用品や消耗品、食材の値段は本土とほとんど変わりません。むしろ野菜などはほぼ国内の輸送に頼っていますので、空輸代がかかるのか、割高なことがほとんどです。もやしが100円超えますからね・・。ファーマーズや市場で購入するのですが、近隣のスーパーの野菜は高くて買う気になりません。
6.毎日のように交通渋滞が発生する
メリットの一つでもお伝えしましたが、沖縄県は超車社会であり、車輌がないと生活もままなりません。車両の数で言えば、一人一台保有している計算になるほどです。その上で観光県でもありますから、路上にはなかなかの車輌が常時運行していることになります。特に朝夕の渋滞はもの凄いです。共働きの世帯が多いという事もありますが、何故かこちらの家庭は子ども達の送迎も行うことが日常化しています。就学前~高校生まで車に乗って通学することから、朝夕は毎日大渋滞があちこちで巻き起こっています。沖縄県は小さな県でもあり、幹線道路も限られるので毎日決まった場所で渋滞していますね。
移住前に移住先の交通状況の確認を
移住前に内覧も出来ず移住される方もいらっしゃると聞きましたが、出来れば現地の状況をご確認ください。今回のデメリットの中で、個人的には特にこの交通状況の把握をお勧めします。お勤めされるなら、その時間帯に合わせた交通状況を是非知った上でお越し下さいね。
7.方言が聞き取れない
初めは特に、方言は全く聞き取れません。とくに年配の方が操るうちなーぐちは意味が分かりません。また日常的に「~しましょうね~」「だからね~」等、聞き取れるのですが、意味が分からず混乱する事が多々あります。1年目の頃は特に沖縄は日本語を使っているだけの外国だと思って生活していました。言語に関しては他県でも似たようなことが生じると思いますので、それぐらいの気持ちで良いんじゃないかなと思っています。
本土の人間は、ないちゃー、やまとんちゅと呼ばれる
沖縄の方々は内向的な方も多く、繋がりや仲間意識をとても大切にされています。その為、観光や出張ならともかく、外部の人間が生活することを警戒する方も多くいらっしゃいます。「内地(本土)の人間には分からないだろう」という皮肉った意味を込めて、ないちゃー、やまとんちゅという呼ばれ方をすることがありますが、あまり気にしないことです。仲良くなれば大丈夫です。
8.荷物がなかなか届かない
天下のAmazonさんが、翌日に届きません。笑
物理的な距離があるので致し方ありませんので、前もって荷物を注文するようにしましょう。そして、【得意の別途料金】や【沖縄県・北海道を除く】という魔法の言葉が発動します。高い・・・。
随分送料無料のところも増えてきましたが、時間ばかりは致し方ありませんね。ご注意ください。
9.うちなータイム
仕事上での遅刻はありませんが、友人等の食事や飲み会等、うちなータイム(のんびり流れる島の時間)が発動します。待ち合わせの時間になってから家を出るという状況は日常茶飯事ですし、電車がゆいレールしかなく、終電という概念もないので、食事や飲み会は基本的に切り上げる人がいません。自分で時間を決めておかないと、なかなかのハッピータイムになりますので、ご注意ください。
10.場所によっては騒音が気になる
ご存じの通り、沖縄県には米軍基地が多くあります。社会問題にも発展していることも数多くありますが、その中の一つが騒音問題です。基地の近く等、住居の場所によっては航空機等の騒音が大きく、落ち着いて生活することが困難な地域もあります。交通状況と合わせて、居住の近くに米軍の基地がないか、出来れば現地で確認の上、住まわれることをお勧め致します。
いかがでしたか?知っていることばかりでしたでしょうか?これらの情報・状況が何か皆様の移住・ビジネス・通学・通勤等において役立つことがあれば幸いです。何度かお伝えいたしましたが、移住を検討される方は是非、現地に実際足を運んで確認することをお勧めします。